第14回河合隼雄物語賞・学芸賞(河合隼雄財団主催)の選考会が8日、京都市で開かれ、物語賞は戌井昭人さんの「おにたろかっぱ」(中央公論新社)に決定しました。学芸賞は初めて該当がありませんでした。賞金は100万円で、授賞式は7月10日、京都市中京区のホテルオークラ京都で行われます。
受賞作の内容
受賞作「おにたろかっぱ」は、想像の世界で鬼やカッパと語り合える3歳の男の子タロと、ミュージシャンの父親らの日常や旅を通した触れ合いを描いています。選考委員の作家・小川洋子さんは、「現実と異界を自由に行き来する子どもの聖なる部分が表現されている。落語的な独特のユーモアもある」と評価しました。
選考の背景
河合隼雄物語賞は、優れた物語作品に贈られる賞で、今回で14回目を迎えました。学芸賞は該当なしとなり、選考委員は「該当する作品がなかった」とコメントしています。今後の受賞作に期待が寄せられます。
授賞式では、戌井昭人さんが受賞スピーチを行う予定です。また、関連イベントとして、トークセッションやサイン会も計画されています。



