将棋の藤井聡太棋聖(23歳、名人・竜王・王位・棋王・王将と合わせ六冠)が4日、千葉県木更津市で行われた第97期棋聖戦五番勝負第1局において、挑戦者の服部慎一郎七段(27歳)を99手で破り、7連覇に向けて幸先の良いスタートを切りました。
序盤から中盤の攻防
振り駒の結果、藤井棋聖の先手で対局が開始されました。やや変則的な進行から角換わりの力戦に発展し、挑戦者の服部七段が積極的に仕掛けました。しかし、藤井棋聖は一瞬の隙を逃さずに馬を作ることに成功。「馬の守りは金銀三枚」という格言通りの鉄壁の守備力を発揮し、手厚い指し回しで危なげなく勝利を収めました。
藤井棋聖のコメント
局後のインタビューで藤井棋聖は「全体として類型が少なく、形勢判断や方針の立て方が難しい将棋でした」と振り返りました。また、「持ち時間4時間の将棋は久しぶりでしたが、感覚をつかむことができました。第1局の経験を生かして第2局も頑張りたい」と今後の展望を語りました。
服部七段の反省と次局への意気込み
初のタイトル挑戦で開幕局を落とした服部七段は、「妥協の利かない将棋になり、作戦が破綻していたのかもしれません。チャンスが少なく、苦しい時間が長かったです」と振り返りました。先手で迎える次局に向けて、「ずっと難しい将棋を指せるようにしっかり準備したい」と意気込みを語りました。
藤井棋聖の連勝記録
藤井棋聖はこの勝利で公式戦11連勝を達成。3月の王将戦第5局で勝利して以来負け知らずで、連勝中に王将、棋王、名人を連続防衛しており、好調を維持し続けています。
第2局の日程
第2局は19日に栃木県日光市で行われる予定です。



