1981年、海上の「未来都市」として誕生した神戸市のポートアイランド(港島)。今は高齢化とまちの空洞化が進み、住民と市が再生に取り組んでいる。記者(26)は島に引っ越し、虫のような視点で見つめることにした。
港島自治連合協議会主催のまちづくり検討会で意見を出し合う住民代表ら=2025年12月15日午後7時8分、神戸市中央区、宮坂奈津撮影
自治連合会の会議に参加
約1万4千人が住むポートアイランドには、学生寮を除いて12群の共同住宅がある。これらの管理組合や自治会のメンバーでつくる港島自治連合協議会(自連協)が、行政との窓口や住民の意思決定を担う。
神戸市が進める再生事業では、島内施設のリニューアルのほか、住民がまちの活性化に必要だと思う設備や制度をまとめた提案書の作成をめざした。
自連協は2024年秋からほぼ毎月、このための検討会を開催。26年3月に約2年かけた議論がまとまり、5月に市に提案書を渡す。
「なんとかここまで来た。で…」
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この記事を書いた人
宮坂奈津 ネットワーク報道本部 フォロー 専門・関心分野:民主主義、環境・住宅問題
注目コメント
試し読み 島田貴仁 滋賀大学教授=犯罪予防・環境心理学
視点「人を増やすことで再生する」という発想と,「減少を前提に価値を組み替える」という発想が,同じ地域の中で併存している点に関心を持ちました。前者はこれまでの都市成長モデルの延長線上にありますが,後者は人口減少社会に適応した新しい方向性を示してい...続きを読む 2026年5月4日 08:02
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- ジャンル:社会・調査報道
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