弁慶まつり、主役の謝礼金倍額に 人手不足で応募者確保へ
弁慶まつり、主役謝礼金倍額 人手不足で応募者確保

和歌山県田辺市で10月2、3両日に開催される「第38回弁慶まつり」の実行委員会は、恒例の演劇「弁慶伝説」で主役の武蔵坊弁慶とヒロインの玉虫を演じる希望者を募集している。近年、両役の応募者が減少しており、実行委は今年から謝礼金を倍額に引き上げ、出演者確保を目指す。

弁慶まつりの歴史と意義

弁慶まつりは1987年から続く田辺市の秋の風物詩で、市中心部の大通りや海岸沿いで「弁慶ゲタ踊り」や屋台などが繰り広げられ、県内外から約5万人が訪れる。中でも2001年から始まった演劇「弁慶伝説」は祭りのメイン行事で、世界遺産の闘鶏神社を舞台に、弁慶の成長や源義経、伴侶の玉虫との出会い、熊野水軍を率いて壇ノ浦の戦いに出陣するまでを市民が演じる。

人材確保の課題

弁慶役と玉虫役は、かつては毎年5~6人の応募があったが、近年は減少傾向にある。実行委は原則として毎年異なる人に演じてもらう方針のため、人材確保に苦慮してきた。2024年からはインターネットでの申し込みを可能にするなど対策を講じてきたが、さらに今年から弁慶役の謝礼金を10万円から20万円に、玉虫役も5万円から10万円に倍額とした。

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実行委の担当者は「弁慶は和歌山を代表する偉人の一人で、田辺のヒーロー。未経験者もぜひ応募してほしい」と話している。

応募条件と詳細

両役とも18歳以上であれば田辺市民でなくても応募可能。弁慶役はおおむね身長175センチ以上が条件。義経や弁慶の父など他のキャストも募集している。選考後、8月頃から週3回程度、夜に練習を行う。応募締め切りは7月10日。祭りのホームページから申し込める。問い合わせは実行委(0739-22-5064)まで。

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