ソフトバンクは29日に京セラドームで行われたオリックス戦で、八回に逆転を許し、5カードぶりの勝ち越しを逃した。先発投手が試合を作り、打線も六、七回に3点差をひっくり返す粘りを見せただけに、救援陣の崩壊が悔やまれる結果となった。
試合の経過と逆転劇
ソフトバンクは中盤までは投手戦を展開し、六回に打線が集中打で逆転に成功。七回にも追加点を挙げ、リードを広げた。しかし八回、マウンドに上がったオスナが先頭打者から3連打を浴び、一気に逆転を許した。打線は最後まで反撃するも、及ばなかった。
救援陣の課題
現在、ソフトバンクは藤井、杉山といった勝ちパターンを担う投手を故障で欠いており、救援陣の層の薄さが顕在化している。オスナはこれまで抑えとして機能していたが、この日は制球が定まらず、痛打を連続で浴びた。
小久保監督は試合後、「結果的にオスナが打たれて負けたが、野手はよく粘った」と振り返りつつ、「いないメンバーのことを考えても仕方ない。またやってもらうしかない」と語り、現有戦力での奮起を期待した。救援陣の不安は今後のシーズンを通じての課題となりそうだ。
チーム状況
この敗戦で、ソフトバンクは直近のカードで勝ち越しを逃し、チームの勢いを維持できなかった。打線の粘りは評価できるものの、救援陣の安定感が求められる。特に、勝ちパターンを固定できない状況が続けば、終盤の試合運びに影響が出る可能性がある。
ソフトバンクは今後、若手投手の台頭や既存投手の復調が鍵を握る。小久保監督は「やってもらうしかない」と現状を受け入れつつ、チーム全体の底上げを図る方針だ。



