鹿児島市の平和リース球場で22日に行われた第158回九州地区高校野球大会準々決勝で、エナジックスポーツ(沖縄)の3番打者で捕手の福地楽偉門(らいもん、3年)が3打席連続本塁打を放ち、チームを4強入りに導いた。
試合展開と福地の活躍
飯塚(福岡)との準々決勝は延長十回タイブレークの末、エナジックスポーツが12対8で勝利した。福地は1打席目に三振に倒れたが、2打席目に中前打を放ち、その感覚が以降の本塁打につながったと振り返る。
六回の3打席目にはスライダーを右中間に運ぶ同点本塁打。続く七回には右越えに2ラン本塁打を放った。さらに2点を追う九回の5打席目、右越えに2点本塁打を放って同点とし、延長戦での勝利に貢献した。
驚異の4本塁打
福地は20日の1回戦(対神村学園)でも本塁打を放っており、2試合で4本塁打という驚異的な数字を記録。「公式戦での本塁打は九州大会が初めて」と明かし、「自分でもビックリしてます」と笑顔を見せた。
打撃スタイルについて福地は、配球を読むよりも「来た球に瞬時に反応する」タイプで、三振が少なくミート力に自信があるという。今大会では、好調だった春の沖縄県大会準決勝のフォームに戻して結果を出している。
夏の甲子園に向けて
沖縄大会優勝後、夏のシード順位を決める「チャレンジマッチ」で沖縄尚学に敗れた福地は、「(沖縄尚学の)末吉や新垣を打たないと夏の甲子園には出られない」と、昨夏の甲子園優勝投手コンビに闘志を燃やしている。



