故郷福島で行われた優勝パレードで、沿道からの声援に手を振って応える若隆景(右)。次兄の若元春(左)と長男浬さんが同乗した=6日午後2時過ぎ、福島市の駅前通り
若隆景、福島で優勝パレード 約1万5000人が歓迎
5月の大相撲夏場所で25場所ぶり2度目の優勝を果たした小結若隆景(31)=本名大波渥、福島市出身、荒汐部屋=の優勝パレードが6日、福島市の福島駅前通りなどで開催された。たび重なるけがを乗り越えて再び賜杯を手にした地元力士の凱旋に、沿道に集った約1万5000人(市発表)の県民や相撲ファンから歓声が湧き起こった。
パレードの詳細
パレードはJR福島駅前からまちなか広場までの直線道路約300メートルのルートで実施した。2022年春場所で優勝した際は、新型コロナウイルスの影響で開催が見送られた。若隆景は紋付きはかま姿でオープンカーの後部座席に乗車。次兄若元春(32)=本名大波港、荒汐部屋=と長男浬さんと同乗したほか、夏場所限りで現役を引退して若者頭に就いた長兄若隆元(34)=本名大波渡、荒汐部屋=も駆け付けた。母校吉井田小のマーチングバンド部の先導で約30分かけて進み、沿道の歓声に手を振って応えた。
セレモニーでの決意
パレード終了後、若隆景はまちなか広場で開かれた優勝セレモニーに出席した。詰めかけた多くの県民や相撲ファンを前に、「たくさんの人に集まってもらい感謝している」と声援に応えた。7月の名古屋場所に向け「この優勝を機に上の番付、大関を目指して頑張っていきたい」と決意を語ると、会場から大きな拍手で激励を受けた。
若隆景の歩み
若隆景は5月24日に東京・両国国技館で行われた大相撲夏場所千秋楽で大関霧島との優勝決定戦を制した。22年春場所での初優勝後、右膝負傷による幕下転落からの再起を経て2度目の賜杯をつかんだ。



