李承信「スティーラーズで歴史つくりたかった」コベルコ神戸がリーグワン初制覇、東京ベイを22-13で下す
李承信「スティーラーズで歴史つくりたかった」神戸がリーグワン初優勝

ラグビーのNTTリーグワン1部プレーオフ決勝が7日、東京・MUFGスタジアム(国立競技場)で行われ、レギュラーシーズン1位のコベルコ神戸スティーラーズが同3位のクボタスピアーズ船橋・東京ベイを22-13で破り、初優勝を果たした。神戸製鋼として戦った前身のトップリーグを含めると、2018-19年シーズン以来の頂点に立った。東京ベイは3季ぶり2度目の優勝を逃した。

李承信が17得点の大活躍

試合終了のホーンが鳴った後半40分過ぎ、神戸のSO李承信がボールをサイドへ蹴り出し、試合を締めくくった。この日、李は5本のPGを含む17得点を挙げる大活躍。仲間たちが腕を突き上げる中、しゃがんで喜びをかみ締めた。

「神戸の街には大震災などの背景がある中でラグビーをしてきた。大好きなスティーラーズで歴史をつくりたかった。その一員になれたことをうれしく思う」と李は語った。

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前半のビハインドを跳ね返す

東京ベイはレギュラーシーズン開幕戦で神戸に敗れており、第18節の最終戦では雪辱して1勝1敗としていたが、ともに5点差の接戦。実力差が小さいだけに、小さなミスも許されなかった。

神戸は前半26分に10点のリードを許したが、3分後にWTBブルアのトライで食い下がる。同点に追いついて折り返すと、自陣での防御に磨きがかかった。後半は15分に自陣でのラック守備でプロップ高尾時流がスチールに成功するなど無失点。今季最少の1試合13失点に抑えて頂点に立った。

退任するレニーHCを称える

3季目の今季限りで退任し、ニュージーランド代表ヘッドコーチ(HC)への転身が決まっているレニーHCは「タイトな試合を勝ち切れてうれしい。決勝という舞台がそんな展開にさせてくれた」と、7季ぶりの日本一を引き寄せた選手たちを手放しで褒めた。

東京ベイは神戸の堅守に脱帽

東京ベイはハーフ団がハイパントを多用して崩しにかかったが、堅守の神戸にことごとく好捕され、攻めのリズムを失っていった。後半30分過ぎにはWTB木田晴斗のラインブレークからトライ機をつくるも、途中出場のSHホールが痛恨のノックフォワード。同32分にも敵陣で反則して自滅した。

ナンバー8マキシ主将は「前半は自分たちらしいラグビーができたが、後半は規律の部分で自分たちにプレッシャーをかけてしまった」と悔しさをにじませた。ルディケHCは「敵陣22メートル内の反則が多過ぎた。神戸は守りが素晴らしく、勝つべくして勝った」と相手をたたえた。

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