ミラノ・コルティナ五輪で小野光希が銅メダルを獲得、予選11位からの大逆転劇
ミラノ・コルティナオリンピックは12日、各地で競技が行われ、スノーボード女子ハーフパイプ決勝で、小野光希選手(バートン)が銅メダルを獲得した。小野選手は85.00点を記録し、日本勢では前回北京大会で銅メダルを獲得した冨田せな選手(宇佐美SC)に続き、2大会連続のメダル獲得となった。金メダルはチェ・ガオン選手(韓国)が90.25点で優勝し、銀メダルはクロエ・キム選手(米国)が88.00点で2位となった。
予選11位からの開き直りで大技を連発
小野選手は前日の予選で11位と苦しいスタートを切ったが、決勝では「下からのスタートなので、やるしかないと強い気持ちを持てた」と開き直り、高難度の技を次々と披露した。決勝1回目では、「フロントサイド1080」や「キャブ900」といった多彩なトリックを組み合わせ、「今までにない完成度でつなげられた」と自負する演技で85.00点の高得点をマークした。2回目と3回目は転倒したものの、攻めの姿勢を貫き、充実した表情を見せた。
表彰台で夢のような瞬間を実感
表彰台では、小野選手が笑顔で銅メダルを手にし、「いざ実物が目の前に来ると、本当に夢を見ているようなフワフワした感じ」と感慨に浸った。また、「今までやってきたことを全部出せたので、純粋にうれしい」と喜びを語った。競技後には、銀メダルのクロエ・キム選手と健闘をたたえ合う姿も見られた。
日本勢の活躍と今後の展望
日本勢では、清水さら選手(TOKIOインカラミ)が4位、工藤璃星選手(同)が5位、冨田せな選手が9位と、複数の選手が上位に入る活躍を見せた。小野選手は埼玉県出身の21歳で、2025年3月の世界選手権では3位に入っており、今回の五輪で目標としていたメダル獲得を果たした。今後もさらなる活躍が期待される。