2度目の防衛に成功したIBFフライ級王者の矢吹正道(33、緑)が7日、愛知県常滑市で記者会見し、前夜の試合を振り返りながら、今後の展望について語った。
試合内容と反省点
6日に愛知県国際展示場で行われたIBFフライ級タイトルマッチ12回戦で、矢吹は同級3位のレネ・カリスト(メキシコ)に3-0の判定勝ちを収め、2度目の防衛に成功した。しかし、一夜明けた会見でサングラス姿で現れた矢吹は、納得のいかない表情を見せた。
「やりにくい相手だとはわかっていた。向こうも対策をしてきて、それをもっと上回る自信はあったが、うまくいかなかった」と反省の弁を口にした。矢吹は初回に2度のダウンを奪い、その後は得意の左ジャブを中心に攻めて危なげない戦いを見せたが、「当てれば倒れるという力みが入って、そこからズルズルいってしまった」と振り返った。
今後の目標
矢吹は今後について、「同じ階級でも上の階級でもチャンピオンと戦えれば誰でもいい」と統一戦や3階級制覇への挑戦を希望。同じ興行に出場したIBFスーパーフライ級王者のアンドリュー・モロニー(豪)との対戦については、「モロニー選手が戦いたいというなら自分はいつでもやりたい」と前向きな姿勢を示した。
矢吹は今回の防衛戦で課題も見えたが、さらなる高みを目指して戦い続ける決意を新たにしている。



