福岡・宗像市でレベル5大雨特別警報想定の訓練 昨年8月の冠水被害受け
福岡・宗像市で大雨特別警報想定訓練 昨年冠水被害受け

昨年8月の豪雨により広範囲にわたって道路が冠水した福岡県宗像市田久地区で、大雨特別警報を想定した訓練が行われました。この訓練では、道路の通行止めや排水ポンプ車による排水作業など、水害時の対応手順を確認しました。

訓練の背景と目的

昨年8月、宗像市では記録的な大雨により、JR赤間駅に近い住宅地である田久地区の幹線道路などが冠水し、立ち往生する車両も確認されました。この被害を受け、道路管理者を含む関係機関の連携強化と、通行止めなどの規制を迅速化することを目的として、5月29日に訓練が実施されました。

参加機関と規模

訓練には、福岡県、県警、宗像市などの関係機関に加え、地元自治会からも参加があり、総勢約60人が集まりました。5月29日から運用が開始された新たな防災気象情報に基づき、5段階で最高となる「レベル5」の大雨特別警報が発表されたという想定で、情報伝達の手順なども確認されました。

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訓練内容

訓練では、宗像市が保有する排水ポンプ車の操作訓練が行われ、参加者が実際にポンプ車を稼働させて水路から水をくみ上げる作業を体験しました。また、消防団員による土のうや止水板の設置訓練、地元自治会によるSNSを活用した災害情報の共有訓練も同時に展開されました。

SNS情報発信の重要性

SNSでの情報発信を担当した自治会役員の浜田智子さん(62)は、「近年は雨の降り方が強まっているように感じられ、この辺りでは冠水などの被害が毎年のように出ています。高齢化も進んでおり、互いの安全を意識することを心がけていきたい」と述べ、地域の防災意識向上の重要性を強調しました。

今回の訓練を通じて、関係機関と地域住民の連携が一層強化され、今後の大雨災害への備えが確実に進められています。

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