26日の東京外国為替市場では、円相場が1ドル=159円台前半で取引され、前日に続き円安ドル高の水準で推移した。午後5時現在の円相場は前日比23銭の円安ドル高となり、1ドル=159円19~21銭で取引された。また、ユーロに対しては27銭の円安ユーロ高となり、1ユーロ=185円26~30銭で推移している。
円安の背景:米イラン交渉の不透明感
市場関係者によると、今回の円安の主な要因は、米国とイランの間で進められている戦闘終結に向けた交渉の先行き不透明感にある。両国の協議が難航するとの見方から、投資家の間でリスク回避の動きが後退し、相対的に安全資産とされる円が売られ、ドルが買われる展開となった。
為替介入への警戒感も高まる
一方で、外為ブローカーは「政府・日銀による円買いの為替介入への警戒感が市場で高まっている」と指摘する。159円台という水準は、当局が介入を検討する可能性があるラインとされており、今後の動向に注目が集まっている。市場参加者は、追加の円安進行が生じた場合、介入が実施されるリスクを意識しながら取引を行っている。
今後の為替相場は、米イラン交渉の進展や、日本の金融政策に関する動向に左右されるとみられる。引き続き、中東情勢や日銀のスタンスに市場の関心が向かうだろう。



