福島県郡山市の磐越自動車道で発生した北越高校(新潟市)の生徒1人が死亡したマイクロバス事故について、同校は10日、2度目の記者会見を実施した。会見では、事故の経緯やレンタカー契約に関する質問が相次ぎ、高校側が詳細を説明した。以下は、高校側と記者との主なやりとりをまとめたものである。
レンタカー契約の実態
記者からは、国土交通省への取材に基づき、レンタカー会社からバスなどを北越高校の名義で借りていたとの指摘があった。これに対し、高校側は「詳細は承知していないが、少なくとも男子ソフトテニス部とバス運行会社『蒲原鉄道』との関係では、北越高校の名義で借りたかどうかは別として、昨年1年間で12回の遠征があり、それに対応する請求書が12回存在する」と説明した。さらに、「学校が直接レンタカー会社に依頼したことは一度もない」と強調した。
請求額の適正性
請求額が法外ではないかとの質問に対しては、高校側は「現時点では詳細を確認中であり、コメントを控えたい」と述べるにとどまった。また、過去の請求書に「レンタカー代」の記載があることについては、「事実関係を調査している」と答えた。
事故当日の状況
事故当日の運転手については、高校側は「知人の知人という立場で、直接的な関係はない」と説明。バスが白ナンバー(自家用ナンバー)であったことについては、「違法性の認識はなかった」とし、今後の再発防止策として、運行会社との契約見直しを検討する方針を示した。
会見の最後に、高校側は「きちんと確認すべきだった」と反省の意を表明し、遺族や関係者への謝罪を繰り返した。今後の捜査に全面的に協力する姿勢を強調した。



