福島県内で強風、野球部の集球ネット倒れ生徒が負傷
9日の福島県内は気圧の傾きが大きくなった影響で、全域で強風が吹き荒れた。いわき市の小名浜海星高水産校舎のグラウンドでは、野球部の部活動中に集球ネットが倒れ、同部の男子生徒1人がけがを負った。市消防本部によると、生徒は市内の病院に搬送され、中等症と診断された。意識はあるという。
ネットはタイヤで固定されていたが
同校野球部関係者によると、生徒がネット近くで練習中にネットが倒れ、生徒の頭に金属製のフレーム部分が当たった。ネットは倒れないようにタイヤで固定されていたが、強風に耐えきれなかったとみられる。
その他の被害
田村消防署によると、田村市船引町で自転車を運転していた78歳の女性が強風にあおられて転倒し、搬送されたが軽傷という。JR東日本によると、東北線や磐越西線、常磐線で運休や遅れが生じ、計約9100人に影響が出た。東北線矢吹―日和田間では倒木による停電が発生した。東北電力ネットワークによると、南相馬市の約2100戸が一時停電した。
最大瞬間風速24.8メートル
福島地方気象台によると、9日午後5時現在の最大瞬間風速は飯舘村で24.8メートル、いわき市小名浜で20.5メートル、田村市船引町で14.8メートルなど。天栄村湯本では5月の観測史上最大となる19.3メートルを観測した。
10日は風の影響少なく
10日の県内は高気圧に覆われ、風の影響は少ない見込み。気象台は引き続き注意を呼びかけている。



