福岡・北九州で12歳男児がマンション18階から転落、死亡 事故原因を捜査中
北九州で12歳男児が18階から転落、死亡 事故原因を捜査

福岡・北九州市のマンションで12歳男児が18階から転落、死亡 警察が事故原因を捜査

2026年2月14日午後9時半ごろ、福岡県北九州市八幡東区西本町3丁目のマンションで、近隣住民から「大きな音がして、外を見たら男性が血を流して倒れている」との緊急通報が110番に寄せられた。八幡東署によると、通報を受けて現場に急行した警察官らは、マンション敷地内に小学6年生の男児(12)が全身を強く打って倒れているのを発見した。

男児は直ちに市内の病院へ救急搬送されたが、残念ながら約1時間後に死亡が確認された。警察の調べでは、男児はこのマンションの18階に居住しており、事故は18階の共用部分から転落したものとみられている。現時点では、転落によるものと推測される傷以外に目立った外傷は確認されておらず、警察は転落の具体的な原因や状況について詳細な捜査を進めている。

事故現場の状況と住民の反応

現場となったマンションは比較的新しい建物で、高層階からの転落事故が発生したことで、地域住民に大きな衝撃が走っている。近隣に住む女性は「夜中に突然大きな音がして、外に出てみたら男の子が倒れていた。すぐに救急車を呼んだが、無事を祈るしかなかった」と語り、悲しみに暮れている。

警察は現場周辺の聞き込み調査を実施するとともに、マンションの構造や安全対策の有無についても確認を進めている。特に高層階の窓やバルコニーなどの安全基準が適切であったかどうかが焦点の一つとなっており、事故防止に向けた再発防止策の検討も視野に入れている。

子どもの転落事故防止への課題

この事故は、子どもの転落事故の危険性を改めて浮き彫りにした。国内外では、窓やベランダからの転落を防ぐための対策として、以下のような工夫が推奨されている。

  • 窓やバルコニーに安全柵やネットを設置する
  • 子どもが簡単に開けられないロックを付ける
  • 家具を窓際に置かないようにする
  • 定期的な安全点検を実施する

警察関係者は「高層マンションでは、ほんの少しの隙間でも子どもが転落するリスクがある。保護者や管理組合による継続的な安全対策が不可欠だ」と指摘している。今回の事故を契機に、地域全体で子どもの安全環境を見直す動きが広がることが期待される。

警察は引き続き、男児の家族への聞き取りや現場の証拠品分析を行い、事故の全容解明に努めるとしている。遺族への支援も含め、今後の対応が注目される。