南丹市で発見された遺体は寺周辺の雑木林に…不明11歳の通う小学校から南西約2キロ
南丹市で遺体発見、不明11歳の小学校近くの雑木林

南丹市で行方不明の小学生捜索中に遺体発見、現場は寺周辺の雑木林

京都府南丹市で、3月から登校途中に行方不明になっていた同市立園部小学校6年生の安達結希君(11)の捜索において、府警は13日、市内で子どもとみられる遺体を発見したことが捜査関係者への取材で明らかになった。府警は司法解剖を実施し、身元や死因の特定を急いでいる。

遺体発見現場は小学校から南西約2キロの雑木林

捜査関係者によると、遺体が見つかったのは園部小学校から南西約2キロに位置する寺周辺の雑木林である。府警は13日午前から約50人の捜査員を動員して市内を捜索し、午後にこの遺体を発見したという。現場付近では、捜査員らが慎重に調査を進める様子が確認された。

不可解な点が残る通学かばんと靴の発見経緯

安達君の行方不明事件では、これまでに複数の物的証拠が発見されている。3月29日には、学校から西約3キロの山中で通学かばんが親族によって見つかった。さらに今月12日には、学校から南西約6キロの山中周辺の捜索で、子ども用とみられる黒い靴が発見された。この靴は安達君が履いていた黒いスニーカーと特徴が類似しており、府警はDNA型鑑定などによる確認作業を進めている。

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しかし、これらの発見には不可解な点も指摘されている。かばんがあった場所は自宅の方向とは異なる峠道で、園部小学校から子どもの徒歩で約1時間かかる地点だった。地元住民からは「ごく一部の地元の人しか通らない場所。なぜそこにかばんが……」との疑問の声が上がっている。また、靴の発見場所はかばんがあった場所から直線距離で約5キロも離れており、捜査関係者は経緯の解明に頭を悩ませている。

行方不明当日の経緯と学校側の対応

府警や園部小学校の関係者によると、安達君は3月23日午前8時頃、校舎から約200メートル手前で家族の車から降りた後、行方がわからなくなったという。午前8時30分から同小で行われた出欠確認時に姿がなく、担任が不在に気付いた。同小には防犯カメラが2か所設置されていたが、安達君とみられる姿は映っていなかった。

この日は卒業式で慌ただしかったこともあり、学校側から安達君の母親への欠席確認の連絡は午前11時50分頃まで遅れた。園部小学校は「あってはならないことで、重大な責任を感じている」とコメントし、対応の遅れを認めている。翌24日は終業式だったが、旅行に行く予定だったといい、学校側には安達君の家族から、行方不明になる前の時点で「欠席する」との連絡があったという。

大規模な捜索活動と情報提供の呼びかけ

府警は3月25日に安達君の顔写真や当日の服装などの情報を公開し、広く情報提供を呼びかけてきた。捜索には警察官ら延べ約1000人を投入し、地元消防団や安達君の親族らも加わって大規模な活動が展開された。今回の遺体発見を受け、府警は引き続き詳細な調査を進めるとともに、事件の全容解明に全力を挙げる方針を示している。

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