神奈川県警本部長が交通違反取り締まり問題で陳謝、早期公表を約束
神奈川県警察において、交通違反の取り締まり方法に疑義が生じたとされる問題で、県警の今村剛本部長は2026年2月17日、県議会本会議で公式に陳謝しました。本部長は「県民にご迷惑、ご心配をおかけしていることをおわび申し上げる」と述べ、現在捜査や調査を進めていることを説明しました。
詳細公表と再発防止策で信頼回復へ
今村本部長は、代表質問で県議から問題が報じられたことについて見解を求められ、「できるだけ早期に事案の詳細を公表し、再発防止策を進めることで県民の信頼回復に努める」と約束しました。この発言は、問題の深刻さと迅速な対応への決意を示すものです。
取り締まり方法に疑義、虚偽記載の疑い
捜査関係者によると、問題は県警第2交通機動隊第2中隊の第4小隊で発生しました。2022年から2024年にかけて、隊員の巡査部長ら数人が速度超過や車間距離不保持の違反を取り締まる際、対象車両を追尾した距離を実際よりも長く記載するなど、事実と異なる状況を交通違反切符に記載した疑いが持たれています。さらに、現場に行かずに虚偽の実況見分調書が作成された疑いも浮上しています。
約2700件の違反取り消しと反則金返還手続き
県警は近く、この問題に関連して約2700件の交通違反を取り消し、納付された反則金の返還手続きを進める見通しです。この措置は、不正な取り締まりによって影響を受けた市民への補償と、制度の透明性を回復するための重要な一歩となります。
この問題は、警察の信頼性と交通違反取り締まりの公正さに疑問を投げかけるもので、今後の調査結果と再発防止策が注目されています。神奈川県警は、詳細な公表を通じて県民の理解を得るべく、努力を続けています。