元広島カープ羽月選手にゾンビたばこ譲渡疑い、東京の自営業男逮捕
元広島カープ羽月選手にゾンビたばこ譲渡疑い、男逮捕

広島県警は1日、指定薬物エトミデート(通称ゾンビたばこ)を元プロ野球広島カープの羽月隆太郎選手に譲り渡したとして、医薬品医療機器法違反の疑いで東京都千代田区の自営業滝口涼介容疑者(38)を逮捕した。逮捕容疑は昨年11月15日、東京都内から郵便物に隠したエトミデートを発送し、羽月元選手に譲渡した疑い。

エトミデートは中枢神経に作用する合成化合物で、国内では指定薬物に指定されている。通称「ゾンビたばこ」として若者の間で乱用が広がり、健康被害が報告されている。広島県警は羽月元選手の使用状況についても捜査を進めている。羽月元選手は昨年12月に引退を発表している。

捜査の背景

広島県警は薬物の流れを追う中で、滝口容疑者と羽月元選手との間の取引を特定した。郵便物に隠されたエトミデートが発送元と受取人を結びつける証拠となった。県警は今後、滝口容疑者の供述を基に、他の譲渡先や入手ルートについても詳しく調べる方針。

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薬物問題の深刻化

エトミデートは2010年代後半から日本で出回り始め、若者を中心に使用が拡大。過剰摂取による意識障害や死亡例も報告されており、規制強化が進められている。今回の事件は、元プロ野球選手という著名人が関与したことで、社会に衝撃を与えている。

広島カープは「元選手の行為は極めて遺憾。事実関係を確認し、厳正に対処する」とコメントしている。一方、羽月元選手の代理人は「本人は現在、弁護士と相談中」と述べている。

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