カープ元選手にゾンビたばこ譲渡容疑、売人の男を再逮捕
カープ元選手にゾンビたばこ譲渡容疑、売人逮捕

広島県警は1日、プロ野球広島カープの羽月隆太郎元選手(26)に対し、いわゆる「ゾンビたばこ」として知られる指定薬物エトミデートを譲り渡した疑いで、東京都千代田区の自営業、滝口涼介容疑者(38)を医薬品医療機器法違反(指定薬物の授与)の疑いで再逮捕し、発表した。滝口容疑者は容疑を認めているという。

事件の経緯と背景

広島地裁は今年5月15日、医薬品医療機器法違反(指定薬物の使用)の罪で羽月元選手に対し、拘禁刑1年、執行猶予3年(求刑拘禁刑1年)の判決を言い渡した。判決によると、羽月元選手は昨年12月、広島市中区の自宅でエトミデートを加熱して気化させ、吸引して使用したとされる。

組織犯罪対策3課などの調べによると、滝口容疑者の再逮捕容疑は、昨年11月15日にエトミデートを郵送で送り、羽月元選手に譲渡したというもの。滝口容疑者は、エトミデートを所持していたとして既に県警に逮捕されていた。

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羽月元選手の供述とSNSでの発言

羽月元選手は裁判の中で、「周囲に同じように吸っているカープの選手がいたので、自分も大丈夫だと思った」と述べていた。判決後の5月28日には、動画共有アプリ「TikTok」に動画を配信し、その中で「カープ選手についてですが、私を含め6人が同じ人物から(ゾンビたばこを)購入していた」と語っていた。この発言は波紋を広げ、プロ野球界における薬物問題の深刻さを浮き彫りにした。

薬物問題とアスリートへの影響

今回の事件は、アスリートによる薬物使用の危険性を改めて示すものとなった。特に、トップアスリートが周囲の影響を受けやすい環境にあり、適切な教育やサポートの必要性が指摘されている。広島カープは、昨年から全選手を対象に薬物使用の再調査を実施しており、球団としての対応が問われている。

なお、羽月元選手はすでに球団を退団しており、今後の行方に注目が集まっている。

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