名古屋市南区の交差点でマイクロバスが歩行者2人をはねて死亡させた事故で、愛知県警は1日午前、自動車運転処罰法違反(過失致死)などの容疑で、マイクロバスを運行していた同区の「名古屋スイミングクラブ」に家宅捜索に入った。捜査員がクラブ施設に立ち入り、管理体制や当日の運行状況などを詳しく調べている。
事故の概要
事故は先月、名古屋市南区の交差点で発生。マイクロバスが歩行者2人をはね、いずれも死亡した。バスを運転していたのはアルバイトの酒井照也容疑者(85)=同市中川区=で、県警は過失致死の疑いで逮捕し、送検している。
家宅捜索の目的
県警は、スイミングクラブの運行管理体制に問題がなかったかどうかを重点的に調べる。具体的には、運転手の勤務状況や健康管理、車両の点検記録、当日の運行スケジュールなどを確認する方針。また、酒井容疑者の運転適性についても、クラブ側がどの程度把握していたかが捜査の焦点となる。
関連する動き
事故後、酒井容疑者がひき逃げ直後に周囲に「分かっとる」「トイレに行きたい」などと話していたことが判明。さらに、停車を求められた後の走行も明らかになっている。県警はこれらの状況も踏まえ、クラブの責任を追及する可能性がある。
名古屋スイミングクラブは地域で長年運営されているスイミングスクールで、子どもから大人まで多くの会員が利用している。今回の捜索を受け、クラブ側の対応が注目される。



