日本有数の山岳観光地として知られる富山県の立山・剱岳周辺で、富山県警が電波発信機の無料貸し出しを開始する。登山者が遭難した場合に、素早く捜索し救助につなげるのが目的だ。民間の捜索サービス「ココヘリ」の機器を活用した試みとして、全国で初めての取り組みとなる。
ココヘリとは
ココヘリは、会員に有償で発信機を貸し出し、遭難時には民間のヘリコプターやドローンで捜索を行い、位置を特定した上で警察などの救助機関に引き継ぐサービスである。2026年4月時点での会員数は約17万人に上り、全国41都道府県の警察や消防で導入・試験運用が進められている。
従来の取り組みと新たな試み
富山県警でもこれまで、山岳警備隊員が自身の安全確保のためにココヘリの発信機を携行し、受信機を遭難者の捜索に活用してきた。今回の新たな取り組みでは、発信機100台を新たに用意し、山岳地帯の警備派出所で無料で貸し出す。
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