東大五月祭で爆破予告、参政党講演巡る抗議と学園祭中止の内幕
東大五月祭爆破予告、参政党講演で中止の内幕

東京大学の学園祭「五月祭」で爆破予告を受け、5月16日の全企画が中止となった。主催団体や抗議した学生が取材に応じ、参政党の神谷宗幣代表の講演を巡る抗議活動の内幕が明らかになった。大学祭における言論の自由も問われている。

講演企画の経緯

講演を企画したのは、東大の保守系政治サークル「右合の衆」。25人が所属するこのサークルは、当初片山さつき財務相を招く予定だったが実現せず、他の政治家に打診する中で、約1カ月前に神谷氏の登壇が決まった。

代表で教養学部2年の山田泰さん(20)は「参政党を応援し、支持しているわけではない」と説明する。その上で「参政党を巡る賛否両論について質問し、激論を展開し、議論を促したかった」と語った。講演会のスライドは事前に内容を確認していたという。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

抗議活動の実態

講演に対し、学内外から抗議の声が上がった。一部の学生は「参政党の主張は差別的だ」と反発し、講演の中止を求める署名活動を実施。SNS上でも賛否が飛び交った。抗議活動の最中、爆破予告が発生し、大学側は安全を最優先に全企画の中止を決定した。

言論の自由と安全のジレンマ

専門家は「企画も抗議も表現の自由の範囲内だが、爆破予告は許されない」と指摘する。一方、神谷氏は「言論封殺だ」と主張。高市首相は「国会から提案を」と述べ、議論は政治レベルに発展している。

東大五月祭の中止は、大学祭の在り方や表現の自由、安全確保のバランスを問う事例となった。今後の学園祭運営に影響を与える可能性がある。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ