東日本大震災の犠牲者を追悼し、東京電力福島第一原発事故の教訓を後世に伝えることを目的とした福島県復興祈念公園が、5月2日に浪江町と双葉町に開園しました。
開園延期を経ての開園
当初は4月25日の開園を予定していましたが、北海道・三陸沖後発地震注意情報の発表を受けて延期されていました。約1週間遅れでの開園となりましたが、多くの来園者が訪れ、献花や手を合わせる姿が見られました。
公園の概要
この祈念公園は、国と県が総事業費約171億円を投じて整備したものです。敷地面積は約46.4ヘクタールに及び、園内には国営の追悼・祈念施設や、震災で被災した家屋がそのまま残されているエリアがあり、かつての集落の面影を伝えています。
来園者の思い
大阪府吹田市から妻と子どもと共に訪れた教員の藤山昌生さん(57)は、自身も阪神大震災を経験しています。藤山さんは「子どもたちには、被災地を訪れたことをきっかけに震災と原発事故について学んでほしい」と語り、公園の意義を強調しました。
この公園は、震災の記憶を風化させず、防災意識を高める場としても期待されています。今後も多くの人々が訪れ、教訓を学ぶ拠点となることでしょう。



