ラグビーのリーグワンは30日、日本国籍を取得した海外出身選手らが来季導入する新たな選手登録規定は独占禁止法違反だとして公正取引委員会に申告した問題を受け、東京都内で記者会見を開いた。玉塚元一理事長は「現時点で見直す予定はない」と述べ、規定の維持を明確にした。
新規定の内容と申告の背景
新規定では、日本で義務教育期間の6年以上を過ごすなどの条件を満たさなければ、これまでより出場制限がある登録区分に分類される。公取委に申告した選手は「重大な不利益」と主張している。一方、リーグ側は「国籍差別ではなく、競技普及に向けて導入が必要」と訴えた。
例外と影響
日本代表で30キャップ以上獲得した選手は例外とされているが、ワールドカップで活躍した29キャップの具智元選手(神戸)らはこの条件に届かない。玉塚氏は「そこまで不利益な条件ではなく、ちゃんと出場機会もある」と説明し、規定が選手の機会を不当に制限するものではないとの見解を示した。



