ノースサファリ運営会社と前社長を略式起訴 都市計画法違反など20年に及ぶ違法建築
ノースサファリ運営会社と前社長を略式起訴 違法建築問題

ノースサファリ運営会社と前社長を略式起訴 都市計画法違反などの罪

2026年4月21日 14時30分

札幌市の民間動物園「ノースサファリサッポロ」を運営していた会社とその前社長が、都市計画法違反などの罪で略式起訴されたことが明らかになりました。この問題は、長年にわたる違法行為が指摘されていたもので、動物園は既に閉園しています。

略式起訴の内容と背景

札幌区検察庁は21日までに、運営会社「サクセス観光」と星野和生前社長に対し、都市計画法違反や札幌市普通河川管理条例違反などの罪で略式起訴したと発表しました。起訴状によれば、両被告は2006年から2025年にかけて、市の許可を得ずに河川から取水し、水生動物の飼養に利用していたとされています。

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さらに、2023年から2024年にかけては、土地の開発や利用が制限される市街化調整区域内に、獣舎などの建築物を新築していたことも判明しています。これらの行為は、都市計画法に抵触する重大な違反と見なされています。

行政指導を無視した違法建築の拡大

札幌市はこれまで、ノースサファリサッポロに対し、合計21回に及ぶ行政指導を実施してきました。しかし、運営側は20年以上にわたり改善措置を講じず、営業を継続。その結果、当初は10棟だった違法建築物が、2024年には150棟にまで急増していたことが明らかになりました。

このような状況を受け、動物園は昨年9月に閉園に追い込まれています。長期間にわたる違法行為が、施設の存続に深刻な影響を与えた形です。

不起訴処分となった容疑

一方、札幌地方検察庁は、動物愛護法違反などの容疑については、不起訴処分としたことも併せて発表しました。いずれの処分も4月20日付で行われています。被告側の認否については、現時点で明らかにされていません。

この事件は、民間施設における法令遵守の重要性を改めて問う事例となりました。地域社会や環境への配慮が求められる中、適切な管理と監督の在り方が焦点となっています。

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