警察庁は6月5日、匿名・流動型犯罪グループ(通称「匿流」)に少年が関与する事件が相次いでいることを受け、学校などで匿流の危険性を伝える取り組みを強化すると発表した。SNS上の闇バイトがきっかけで犯罪に関わるケースが後を絶たず、警察庁は文部科学省およびこども家庭庁と連携し、新たな啓発資料を作成した。
啓発資料の内容
資料は「闇バイトで人生を棒に振らないために知っておくべき5つのこと」と題され、以下のポイントを強調している。
- 闇バイトに関われば必ず逮捕される
- 先輩や友だちの誘いでも応じてはいけない
- 海外に渡航すれば戻れなくなるかもしれない
- 今ならまだ引き返せる
犯行グループは「使い捨て」を求めているだけで、「金が払われると思ったら大間違い」など、若い世代により伝わりやすい表現を取り入れている。
啓発活動の拡充
学校などでの啓発活動では、この資料を活用し、警察官が直接講話を行うほか、SNSを通じた情報発信も強化する。警察庁は「少年が軽い気持ちで闇バイトに応募し、重大な犯罪に巻き込まれるケースが後を絶たない。正しい知識を持ち、絶対に手を出さないでほしい」と訴えている。



