東京都江戸川区にある金塊を取り扱う業者に対し、警視庁が古物営業法に基づく立ち入り検査を実施していたことが、捜査関係者への取材で5日明らかになった。警視庁は5月、この業者を標的とした強盗予備容疑で男2人を逮捕しており、金塊に関する情報が匿名・流動型犯罪グループ(匿流)に流出した可能性があるとみて、防犯指導や取引実態の把握を進めている。
立ち入り検査の詳細
捜査関係者によると、検査は4日に行われ、取引記録の保存などの指導が行われた。この業者に関連して、東京都新宿区の貴金属買い取り業者で運搬予定だった金塊を狙ったとして、5月に強盗予備容疑で別の男らが逮捕されている。警視庁は、これらの事件が匿流による組織的な犯罪の一部である可能性を視野に、徹底した調査を続ける方針だ。
今後の対応
警視庁は、金塊業者に対する防犯指導を強化し、取引実態の把握に努める。また、匿流の活動実態解明に向け、関連情報の収集を進めるとともに、同様の被害を防ぐための対策を検討している。



