土佐清水市官製談合事件、前市長らに有罪判決 高知地裁
土佐清水市官製談合事件、前市長らに有罪判決

高知県土佐清水市が発注した工事の入札をめぐる官製談合事件で、官製談合防止法違反と公競売入札妨害の罪に問われた前市長、程岡庸被告(67)に対し、高知地裁は3日、懲役2年、執行猶予3年(求刑懲役2年)の判決を言い渡しました。また、同罪に問われた前市議、永野裕夫被告(68)には懲役1年10月、執行猶予3年(求刑懲役1年10月)の判決が下されました。

判決理由と裁判長の指摘

田中良武裁判長は判決理由で、程岡被告について「市長として秘密情報を知る立場にあることを誇示し、自己の虚栄心を満たすために犯行に及んだ」と厳しく指摘しました。両被告は経済的利益は受けていないものの、公職の立場にあったことから、刑事責任は金額の教示を受けた業者よりも重いと判断されました。

執行猶予の理由

一方で、両被告ともすでに職を辞し、公判で罪を認めて反省している点を考慮し、執行猶予が付されました。

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事件の概要

判決によると、昨年5月に市が行った宿泊型施設の電気設備改修工事の指名競争入札において、当時市長だった程岡被告は、当時市議だった永野被告を通じて業者側に最低制限価格を漏らし、公正な入札を妨害したとされています。

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