鹿児島で青切符を悪用した詐欺事件発生 高校生が6000円をだまし取られる
鹿児島県警日置署は4月15日、県内の男子高校生が交通反則切符(青切符)制度を悪用した詐欺の被害に遭い、現金6000円をだまし取られたと発表しました。警察官を名乗る私服姿の男2人による巧妙な手口で、署は市民に対して注意を呼びかけています。
路上で突然の「違反通告」 警察官を名乗る男2人が接近
事件は4月14日午前8時20分ごろ、日置市内の路上で発生しました。高校生が自転車で右折した際、車に乗った私服姿の男2人に声をかけられました。男たちは「警察官だ」と名乗り、「手信号をしていないから違反だよ」「今(反則金を)払った方が良いよ」などと迫りました。
高校生はその場で現金6000円を渡しましたが、本来なら違反時に交付されるはずの青切符様の書類は一切渡されませんでした。この不審な点から、後日学校を通じて警察署に相談があり、詐欺事件として発覚することとなりました。
警察が強調「現場で直接反則金を受け取ることはない」
鹿児島県警日置署はこの事件を受けて、市民に対して重要な注意事項を発表しました。「警察官が現場で直接、反則金を受け取ることは絶対にありません」と強調しています。
正式な交通反則切符(青切符)制度では、16歳以上の自転車の交通違反に対して反則金納付を通告することができますが、その手続きはあくまで書面によるものであり、現金の直接受け渡しは行われません。署は「不審な人物に金銭を要求された場合は、すぐに110番通報を」と呼びかけています。
類似事案への警戒を強化 市民の意識向上が急務
この事件は、公的機関をかたる詐欺の新たな手口として注目されています。特に若年層をターゲットにした点が特徴的で、警察では学校や地域との連携を強化し、同様の被害が拡大しないよう警戒を強めています。
交通違反の取り締まりには正式な手続きがあり、現場での現金要求は絶対に不正行為です。市民の皆様は、不審な要求に応じる前に、必ず警察署や交番に確認するよう心がけてください。



