札幌簡易裁判所は1日までに、昨年9月末に閉園した札幌市の民間動物園「ノースサファリサッポロ」を巡り、市街化調整区域で無許可の建物を建設したとして、都市計画法と建築基準法、市普通河川管理条例違反の罪で略式起訴された運営会社「サクセス観光」(同市南区)の星野和生前代表(58)=同市中央区=に対し、罰金60万円の略式命令を出しました。
また、同社に対しても都市計画法と建築基準法違反で罰金50万円の略式命令を出しました。いずれも4月22日付です。
札幌市は、2005年の開園前から無許可で建設が進められているのを確認し、同社に繰り返し行政指導を行っていましたが、開園後も違法建築物が増え続けていました。
違反の経緯と背景
ノースサファリサッポロは札幌市南区に位置し、ライオンやキリンなど約100種の動物を飼育していました。しかし、市街化調整区域にありながら、適切な許可を得ずに施設を建設・拡張したことが問題視されました。
行政指導の実態
市は開園前から無許可建設を確認し、是正を求める行政指導を実施。しかし、事業者は指導に従わず、違法状態が長期化しました。閉園後も違法建築物が残っているとみられます。
本件は、都市計画法や建築基準法の順守が求められる中で、無許可営業が続いた事例として注目されています。



