埼玉県警は13日、自動車のタイヤなどを盗んだとして、蓮田市の無職常見忠雄容疑者(66)ら男6人を窃盗容疑で逮捕したと発表した。認否は明らかにしていない。
逮捕容疑の詳細
捜査3課によると、常見容疑者ら3人は3月12日、鴻巣市の住宅からタイヤ8本(8万円相当)を盗んだ疑い。他の逮捕者は、蓮田市の男(57)がさいたま市岩槻区の資材置き場から2月2日に室外機2台(8千円相当)を、行田市の男(51)とさいたま市の男(51)は共謀して同区の住宅から4月11~12日にタイヤ4本(25万円相当)をそれぞれ盗んだ疑いがある。
犯行の手口と背景
盗まれたタイヤはいずれもアルミホイール付きの冬用で、一部は金属買い取り店に売却されていた。捜査3課は、6人が県内で2025年3月ごろから数十件のタイヤや室外機を繰り返し盗んだ疑いがあるとみている。
被害者の不安
被害に遭った県内の50代女性は取材に対し、「次は別の事件に巻き込まれるのではないかと心配です」と語り、今も続く不安を明かした。被害に遭った自動車整備会社の社長は、アルミホイールが高値で売れるため狙われやすいと指摘する。
県内の被害急増
県内では昨年から住宅などでタイヤやホイールが盗まれる事件が相次いでいる。県警によると、2025年の認知件数は1016件で、前年の385件から2倍以上に増加した。タイヤは屋外に置かれることが多く、防犯対策が課題となっている。
警察は、犯行グループが複数存在する可能性もあるとみて、引き続き捜査を進める方針だ。住民に対しては、タイヤに鍵をかける、防犯カメラを設置するなどの対策を呼びかけている。



