名古屋市立小学校の元教諭、水藤翔太被告(35)に対し、名古屋地裁は4日、懲役3年6月(求刑懲役6年)の実刑判決を言い渡した。水藤被告は、教員グループによる盗撮画像共有事件で、不同意わいせつや性的姿態撮影処罰法違反などの罪に問われていた。
事件の概要と判決内容
水藤被告は、女児3人の盗撮動画を共有したほか、楽器や給食の食器に体液を付ける器物損壊と不同意わいせつ、人工知能(AI)で加工された女児の児童ポルノ画像を所持するなど、計15件の罪で起訴されていた。名古屋地裁はこれらの行為を認定し、実刑判決を下した。
グループメンバーの処分状況
この事件では、グループメンバー7人が起訴され、現在までに名古屋市立小学校の元教諭ら2人に実刑判決、東京都豊島区立小学校の元教諭ら2人に執行猶予付きの有罪判決が言い渡され、いずれも確定している。残る3人の公判は継続中とみられる。
判決後、水藤被告の弁護側は控訴の意向を示している。一方、検察側は量刑が軽すぎるとして、さらなる上訴も視野に入れていると報じられている。
本事件は、教育現場における倫理の崩壊と、児童を対象とした性犯罪の深刻さを改めて浮き彫りにした。名古屋市教育委員会は、再発防止策として教職員の倫理研修の強化や、校内の監視体制の見直しを進める方針を示している。



