愛知・岐阜県警の合同捜査本部は、他人に譲り渡す目的でスマートフォンを不正に契約したとして、私電磁的記録不正作出・同供用と詐欺の疑いで、本籍名古屋市南区の無職、打田雅明容疑者(46)ら3人を逮捕し、28日に送検しました。
逮捕された3人の容疑者
他に逮捕、送検されたのは、名古屋市港区稲永4の無職、長屋恵梨容疑者(43)と、岐阜県瑞穂市古橋の会社員、坂北仁志容疑者(46)です。
手口と役割
打田容疑者らは交流サイト(SNS)で、「契約で名義を貸し、届いたスマホを指定場所へ転送するだけで、1台につき数万円が稼げる」と勧誘。応じた人に免許証の画像データなどを送らせていました。打田容疑者が指示役、長屋容疑者が転送されたスマホの回収役、坂北容疑者が勧誘役だったとみられます。
免許証画像だけで本人確認ができるオンライン手続きを狙ったとみられ、合同捜査本部は少なくとも数千台のスマホが不正に契約され、被害額は数億円に上るとみています。
送検容疑と今後の捜査
送検容疑では、他者と共謀して昨年5月、携帯電話会社2社のオンラインショップで、9回にわたりスマホを不正に契約したとされています。県警は3人の認否を明らかにしていません。スマホは何らかの犯罪に悪用されている可能性があるといいます。
発覚の経緯
名義を貸した人から昨年8月以降、愛知・岐阜県警に「(通信代などの)高額な請求が来た」と計60件の相談があり、発覚しました。
愛知県警サイバー犯罪対策課の担当者は「譲渡目的での携帯電話契約は詐欺です。こうした闇バイトに応じないでください」と呼びかけています。



