山中伸弥教授の偽SNSアカウント発覚、iPS細胞研究所が注意喚起
山中伸弥教授の偽SNSアカウント、iPS研が注意喚起

山中伸弥教授の偽SNSアカウントが発覚、iPS細胞研究所が緊急注意喚起

京都大学iPS細胞研究所は、ノーベル生理学・医学賞受賞者で同研究所名誉所長の山中伸弥・京大教授になりすました偽のアカウントがソーシャルメディア上で確認されたと明らかにしました。同研究所は、これらのアカウントが不適切なサイトへユーザーを誘導する危険性があるとして、一般への注意を強く呼びかけています。

偽アカウントの詳細と発見経緯

同研究所によると、フェイスブックなどのプラットフォームで、山中教授を名乗る偽アカウントが開設されているのが発見されました。特にフェイスブックでは、昨年12月以降、山中氏がマラソンでゴールした際の写真など、多数の投稿が確認されています。これらの投稿は、あたかも本人が運営しているかのように見せかけ、信憑性を高めようとする傾向が見られました。

しかし、偽アカウントの作成者や投稿目的は現在も判明しておらず、同研究所は調査を継続中です。現時点では、詐欺などの具体的な被害報告は受けていないものの、予防的な措置として注意喚起に踏み切りました。

研究所からの公式声明と対策

京都大学iPS細胞研究所は、今月12日夕方にX(旧ツイッター)を通じて、公式声明を発表しました。その中で、山中教授はフェイスブック、X、インスタグラム、TikTokを含む全てのSNSアカウントを一切開設していないことを強調し、偽アカウントへの対応を求めています。

同研究所は、以下の点を特に注意すべき事項として挙げています:

  • 偽アカウントからのメッセージやリンクを安易にクリックしないこと。
  • 個人情報や金銭の要求には絶対に応じないこと。
  • 不審なアカウントを見つけた場合は、すぐに研究所や関連機関に報告すること。

この事態は、著名な研究者を標的にしたオンライン上のなりすまし問題が深刻化していることを浮き彫りにしており、科学コミュニティ全体への影響も懸念されています。同研究所は、今後の動向を注視し、必要に応じて追加の対策を講じる方針です。