私立高進学率3割超、実質無償化で公立からシフト 道教委調査
私立高進学率3割超、実質無償化で公立からシフト

北海道教育委員会の調査により、2026年度に道内の私立高校へ進学した生徒の割合が全体の3割を超えたことが明らかになった。私立高校の授業料実質無償化が進学先の選択に影響を与え、公立高校から私立高校へのシフトが顕著となっている。

進学者数の変化

道教委の発表によると、2026年4月時点で道内の公立高校に進学した生徒は2万4044人で、前年度から951人減少した。一方、私立高校への進学者は1万415人と、前年度比936人増加した。私立高進学者の割合は30.2%に達し、前年度から2.7ポイント上昇。この伸び率は過去10年間で最大となった。

私立高志望の顕著な傾向

道立高校の志願者が学力検査を欠席した理由を分析したところ、「私立高校を志望しているため」が63.4%を占めた。この数字は、私立高校への志向が強まっていることを示している。

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学区別の動向

学区別に見ると、石狩学区で私立高進学者が671人増加し、上川南学区でも110人増加するなど、都市部を中心に増加が目立った。石狩学区には全道の私立高校50校のうち22校が集中しており、他学区から石狩学区の私立高へ進学した生徒も666人に上り、全学区で最多となった。

教育委員会の見解

道教委高校改革推進室は、「進路の選択肢が広がっていることの表れ」と受け止める一方、「地域の教育の機会を確保するためにも、公立高校の魅力向上を進めたい」とコメントしている。

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