臓器移植手術の着実な実施へ、病院支援要件を策定 厚労省委員会
臓器移植手術の着実な実施へ、病院支援要件を策定

厚生労働省の臓器移植委員会は2026年5月27日、脳死下での臓器提供件数の増加を受けて、移植手術を安定的に実施できる体制を整えるための病院支援要件をとりまとめた。この要件は、移植手術を担う病院を公募し、選定するための基準となる。

支援要件の主な内容

支援対象病院の選定にあたっては、以下の要素が考慮される。

  • 移植実績:一定数以上の手術実績を有すること。
  • 人員配置:移植医やコーディネーターの適切な配置。
  • 手術室調整:手術室の調整に関する対応方針の有無。

また、小児移植に特化した病院に対しては、別途要件が設けられる。厚労省は全国で約10施設の支援を想定しており、地域の近隣病院と連携した臓器摘出チームの結成や教育、医師の研修受け入れなどにかかる経費を補助する方針だ。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

背景と課題

これまで、手術実績のある病院では一時的に手術が集中し、人員や集中治療室(ICU)の不足などを理由に移植が見送られるケースが発生していた。今回の支援要件は、こうした課題を解決し、移植手術の着実な実施を目指すものだ。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ