2025年分の所得税確定申告が開始 デジタル化で利便性向上
2025年分の所得税の確定申告受け付けが2月16日、全国で一斉に始まりました。国税庁は納税者の利便性向上を目指し、納税手続きのデジタル化を積極的に推進しており、パソコンやスマートフォンを活用した国税電子申告・納税システム、いわゆるe-Taxの利用を広く呼びかけています。
俳優の高橋英樹さんがマイナ連携スマホで申告を体験
申告初日となるこの日、俳優の高橋英樹さん(82)が東京都港区にある品川税務署を訪問しました。高橋さんは、マイナンバーカード取得者向けのポータルサイト「マイナポータル」と連携したスマートフォンを用いて、実際に確定申告の手続きを体験しました。
体験後、高橋さんは「非常に早くできた」と、その処理速度の速さに感心の声を上げました。さらに、現在の物価高の状況に触れながら、「税金がより良い形で使われるかが一番気になる」と述べ、税の使途に対する関心を示しました。
確定申告の対象者と期間、e-Taxの利用率について
所得税の確定申告は、主に以下のような方が対象となります。
- 個人事業主
- 年間の給与収入が2,000万円を超えるサラリーマン
- 給与以外の所得が20万円を超える方
申告期間は3月16日までとなっており、納税者はこの期間内に手続きを完了させる必要があります。
国税庁によれば、e-Taxの利用率は2024年分の確定申告において7割を超える高い水準に達しています。特に、マイナポータルと連携した場合、勤務先がe-Taxを通じて源泉徴収票を提出していれば、給与情報などが自動的に入力される仕組みとなっており、手続きの効率化が図られています。
このデジタル化の流れは、確定申告の手間を軽減し、納税者の負担を減らすことを目的としています。国税庁は今後も、より多くの方にe-Taxを利用していただけるよう、普及活動を続けていく方針です。