カンボジアカジノ摘発で邦人不在確認、拘束805人に日本人含まれず
カンボジアカジノ摘発で邦人不在確認、拘束805人

カンボジアカジノ摘発で邦人不在が確認される

カンボジア南部シアヌークビルで発生した大規模なカジノ施設摘発事件において、当初発表された拘束者の中に日本人が含まれていたとする情報が修正されました。地元当局は12日、公式発表から日本人の関与に関する記述を削除し、在カンボジア日本大使館の確認に基づく対応を行いました。

大規模な国際的摘発の詳細

今回の摘発は2月10日に実施され、特殊詐欺に関与した疑いで合計805人が拘束されました。当初の地元メディア報道によれば、拘束者にはカンボジア人に加えて、日本、中国、韓国、米国など7か国の外国人が含まれているとされていました。この発表は現地当局の情報に基づいて広く伝えられ、国際的な注目を集めていました。

日本大使館の迅速な対応と修正

在カンボジア日本大使館は、拘束者の中に日本人が含まれているとする報道を受けて、直ちに現地当局に対して事実確認を求めました。その結果、日本人の関与が確認されなかったため、大使館は発表内容の修正を正式に要請しました。この要請を受けて、カンボジア当局は12日までに公式発表から日本人に関する記述を削除し、情報の正確性を確保する措置を講じました。

事件の背景と今後の展開

シアヌークビルは近年、カジノ施設が集中する地域として知られており、国際的な犯罪組織の活動が懸念される場所となっています。今回の摘発は、特殊詐欺を目的とした組織的な活動に対する大規模な取り組みの一環として位置付けられています。当局は現在、拘束された805人について詳細な調査を進めており、その中には複数の国籍を持つ外国人も含まれていることが明らかになっています。

日本大使館は、在留邦人の安全確保に万全を期すとともに、現地当局との連携を強化して今後の情報収集に努めると表明しています。また、カンボジア政府に対しても、国際的な協力の下で犯罪対策を強化するよう要請していく方針です。