愛知県は、障害者や妊産婦などが利用する専用駐車区画の適正利用を促すため、「県パーキング・パーミット制度」の運用を開始した。この制度では、対象者に利用証を交付し、車内のルームミラーに掲示してもらうことで、利用者を明確にし、不適正な駐車を抑制することを目指している。
制度の対象者
対象となるのは、障害者や要介護者、難病患者、妊産婦、けが人など、歩行が困難な人々である。県は、県内の商業施設や医療機関などに専用駐車区画の登録を呼びかけ、2026年5月21日時点で、幅3.5メートル以上の「障害者等用駐車区画」が2557件、施設出入り口近くなどに設ける通常幅の「プラスワン駐車区画」が883件、それぞれ登録されている。
利用証の種類
利用証は、障害者や難病患者、要介護者向けの「無期限」と、妊産婦やけが人向けの「有期限」の2種類が用意されている。車椅子を常時使用する人は幅の広い区画を優先的に利用し、それ以外の利用者には通常幅の「プラスワン駐車区画」の利用を促す。
運用開始と申請方法
運用は2026年6月1日から開始された。申請は、郵送または「あいち電子申請・届出システム」で行うことができる。県によると、既に44府県で同様の制度が導入されており、利用証は相互利用が可能である。大村秀章知事は「互いに尊重し合う共生社会の実現に向けて取り組んでいく」と述べた。



