茂木外相、ミュンヘン会議で王毅外相との接触なく「すごい人混みで見かけなかった」と語る
茂木外相、王毅外相との接触なく「すごい人混みで見かけなかった」

茂木外相、ミュンヘン会議で王毅外相との接触なく「すごい人混みで見かけなかった」と語る

茂木敏充外相は14日(日本時間15日)、ドイツ・ミュンヘン市内で記者団の取材に応じ、国際会議「ミュンヘン安全保障会議」への参加中に中国の王毅外相との接触はなかったと明らかにしました。茂木氏は、同会議に訪れていた王氏について、「すごい人混みで、見かけなかった」と具体的な状況を説明しました。

公開討論で台湾問題を巡る反論

茂木外相は14日に行われた公開討論において、王毅外相が同会議で高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁を「戦後初めて中国の主権を直接侵害した」などと批判したことに対し、反論を行いました。茂木氏は王氏の名指しを避けつつも、「事実に基づかない発言だ」と明確に指摘し、日本の立場を強調しました。

国際会議での外交的駆け引き

ミュンヘン安全保障会議は、世界各国の安全保障政策を議論する重要な国際会議として知られており、今回の茂木外相の発言は、日中間の外交関係における微妙な駆け引きを浮き彫りにしています。茂木氏は、人混みの中で王毅外相と直接会う機会がなかったことを率直に語りながらも、公開討論では台湾問題を巡る見解の相違を鮮明にしました。

この出来事は、国際舞台における日中間の緊張関係を反映しており、両国の外交当局が互いの立場を明確に主張する姿勢を示しています。茂木外相の対応は、事実に基づいた冷静な議論を重視する日本の外交方針を体現したものと言えるでしょう。