菊川市、2026年度当初予算案を発表 総額235億9800万円で前年度比4%減
菊川市は、2026年度の一般会計当初予算案を公表しました。総額は235億9800万円で、過去最大規模だった前年度当初予算と比較して4%の減少となりました。この減額の主な要因は、行政のデジタル化を推進する地方公共団体情報システム標準化事業費の見直しによるものです。市は、事業の効率化と重点分野への資源配分を強化する方針を打ち出しています。
駅前広場整備に6億2940万円を計上 にぎわい創出を目指す
2026年度の予算案では、地域のにぎわい創出を目的としたJR菊川駅前の整備事業に重点が置かれています。特に、駅前広場の整備には6億2940万円が計上されました。これは、同駅の南北自由通路が2026年3月に開通するのに合わせて着手される計画です。さらに、駅北側の約12ヘクタールを住宅地などとして開発する事業の調査費として、2650万円が継続して盛り込まれています。これらの投資により、交通利便性の向上と地域活性化が期待されています。
教育・子育て環境の充実に注力 小学校体育館空調設置など
教育分野では、子どもたちの学習環境改善に向けた取り組みが強化されます。具体的には、小学校体育館の空調設置事業に2億2680万円が配分され、快適な体育環境の整備を推進します。また、子育て支援の一環として、未就学児が小笠北認定こども園に通園できる「こども誰でも通園制度」には800万円が計上されました。この制度は、すべての子どもが平等に保育を受けられる機会を提供することを目的としています。
菊川市は、予算案を通じて行政サービスのデジタル化による効率化と、駅前整備や教育環境の充実といった地域課題への対応を両立させています。今後、議会での審議を経て、2026年度の予算が確定する見込みです。