ロシア・ウクライナ、イースター停戦は不発に終わる見通し…双方が「停戦違反」を主張
ロシアとウクライナは、2026年4月12日、プーチン露大統領が正教の復活祭(イースター)に合わせて宣言した32時間の停戦を巡り、互いに相手が「停戦違反」を繰り返していると主張しました。このイースター停戦は、不発に終わる見通しとなっています。
プーチン大統領の一方的な停戦宣言
プーチン氏は、ウクライナ侵略を巡って一方的に停戦を表明し、期間は11日午後4時(日本時間同日午後10時)から12日の終日までとされました。しかし、この停戦期間中、双方が相手の違反を非難する事態が発生しました。
ロシア側の主張:ウクライナ軍による1971件の違反
露国防省は12日午前、SNSを通じて、露軍の陣地に対する攻撃など、ウクライナ軍による停戦違反が1971件確認されたと表明しました。これにより、停戦の実効性に疑問が投げかけられています。
ウクライナ側の反論:ロシア軍による2299件の違反
これに対し、ウクライナ軍参謀本部も同日午前、SNSで、砲撃や無人機攻撃といった露軍による停戦違反が2299件あったと明らかにしました。双方の主張は大きく食い違っており、停戦の実現が困難な状況を浮き彫りにしています。
国際社会の懸念と今後の展望
このイースター停戦は、宗教的な祝日に合わせた平和の呼びかけとして始まりましたが、実際には双方が互いの違反を主張する泥沼の状態に陥っています。国際社会では、停戦の失敗が紛争の長期化を招く可能性について懸念が高まっています。今後も、外交努力を通じた解決が求められる中、現場での緊張は続く見通しです。



