福岡県朝倉市は1日、1月15日に設置した渇水対策本部を解散したことを明らかにした。同市は、田植え期に必要な水量の一定程度の確保が可能となったことや、筑後川の流量が安定傾向にあることなどを総合的に判断したと説明している。
渇水対策本部の設置経緯
朝倉市は、2026年1月の時点で筑後川の水量が減少し、農業用水や生活用水への影響が懸念されたため、渇水対策本部を設置していた。同本部は、関係機関との連携や市民への節水呼びかけなど、様々な対策を講じてきた。
流量回復の要因
筑後川の流量が安定した背景には、2月以降のまとまった降雨や、上流ダムの適切な放水管理があるとみられる。また、市民や農業関係者の節水協力も大きく寄与した。
今後の見通し
朝倉市は、今後も筑後川の水位監視を継続し、必要に応じて再び対策本部を設置する可能性もあるとしている。また、中長期的な水資源確保のための施策も検討していく方針だ。
今回の解散決定は、地域の水不足リスクが一時的に緩和されたことを示すが、気候変動による渇水リスクは依然として存在するため、引き続き注意が必要である。



