イラン外務省が米国との協議の隔たりを明らかに 「一度の会合での合意は不可能」と強調
イラン外務省のバガイ報道官は4月12日、米国との協議を巡り、ホルムズ海峡の管理など重要な問題で意見の隔たりがあったことを明らかにしました。一方で、報道官は「一度の会合で合意に達すると期待するべきではない。これは当然のことだった」と述べ、今後も外交努力を続ける考えを示しています。この発言はイランメディアによって伝えられました。
交渉は不信と疑念の中で行われた
バガイ報道官は、交渉が「一方的な戦争の後、不信と疑念の中で行われた」と指摘しました。具体的には、2、3点の重要事項で意見の相違があり、米国の過度な要求により合意に至らなかったと主張しています。しかし、報道官は「いくつかの問題では理解を深めることができた」とも述べ、協議の進展を認めました。
外交に終わりはない 米国の誠意が鍵
さらに、バガイ報道官は「外交に終わりはない」と強調し、交渉の成否は米国の「真剣さと誠意」に懸かっていると述べました。この発言は、イランが今後も対話の道を探る姿勢を示す一方で、米国側の対応を注視していることを反映しています。
この協議は、国際的な緊張が高まる中で行われたもので、ホルムズ海峡の管理や核開発問題など、地域の安全保障に直結する課題が焦点となっています。イラン側の見解は、複雑な国際関係の中で、外交プロセスが段階的に進む必要性を浮き彫りにしました。



