ウクライナ軍、ロシア国境から1750キロ離れた製油所をドローン攻撃 航続距離で新記録を樹立
ウクライナ軍参謀本部は12日、ロシアの国境から約1750キロ離れた北西部コミ共和国の製油所を、国産無人機(ドローン)で攻撃したと発表しました。ウクライナ情報機関の関係者は、この攻撃が同国による無人機攻撃の航続距離で「新たな記録だ」と説明し、技術的な進展を強調しています。
攻撃の詳細と影響
ウクライナ軍はこれまでにも、ロシア国境から約1500キロ以上離れた製油所を無人機で攻撃するなど、攻撃距離を着実に伸ばしてきました。今回の攻撃では、複数の火災が発生したと指摘されており、ロシア側のインフラに深刻な打撃を与えた可能性が示唆されます。ウクライナのゼレンスキー大統領は、13日にドイツで活動しており、国際的な支援を背景にした戦略的な動きが続いています。
ウクライナ侵略終結に向けた協議の進展
一方、タス通信によると、ロシア大統領報道官は13日、ウクライナ侵略の終結に向けた米国、ロシア、ウクライナの高官級による次回協議について、来週実施することで合意したと説明しました。ウクライナ側は17日と18日の実施を見込んでおり、開催地として、これまでと同じアラブ首長国連邦(UAE)に加え、米国案も浮上しています。この協議は、紛争の平和的解決に向けた重要なステップとして注目されています。
ウクライナ軍のドローン攻撃は、戦術的な進化を示すと同時に、国際社会における緊張を高める要素となっています。今後の協議の行方と、攻撃のさらなる拡大が、地域情勢に与える影響が懸念されます。