イスラエルのネタニヤフ首相は25日の声明で、レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラに対する「攻撃を強化するようイスラエル軍に指示した」と表明した。これに先立ち、イスラエル軍はヒズボラから攻撃があったとし、「停戦合意違反」だと主張していた。
停戦後の応酬激化の懸念
イスラエル軍は停戦発効後もレバノン南部に駐留して攻撃を継続しており、双方の応酬が一段と激しくなる可能性がある。ヒズボラを巡るイスラエルとレバノンの停戦は17日に発効し、トランプ米大統領は23日、3週間の停戦延長を発表したばかりだった。
イスラエル軍の発表とヒズボラの反応
イスラエル軍は25日、この数日間で15人以上のヒズボラ戦闘員を殺害したと明らかにした。一方、イスラエルメディアは、ヒズボラもイスラエルに向けてロケット弾や無人機を発射したと伝えており、双方が停戦合意違反を非難し合っている。
レバノン側の被害状況
レバノンの国営通信によると、3月2日の交戦再開後のレバノン側の死者は2496人に上り、負傷者は7720人を超えた。停戦合意の脆弱さが浮き彫りとなる中、国際社会の仲介努力も課題を抱えている。



