W杯記念ペルシャ絨毯が「間に合わない」 イラン出身男性が嘆き
W杯記念ペルシャ絨毯が「間に合わない」 イラン出身男性嘆き

サッカーワールドカップ(W杯)が開催されるたび、イラン出身のゲイビ・アデルさん(60)は、母国の対戦国などに記念のペルシャ絨毯を贈ってきた。国同士の親善を願っての行動だが、6月11日に開幕する北中米大会では「あきらめるしかない」と語る。イラン情勢が悪化している影響だという。

イラン情勢の悪化が影響

ゲイビさんは1991年に来日した。イランで製造した手織りの絨毯を日本へ輸入・販売する会社を、千葉県柏市内で営んできた。昨年10月には日本国籍を取得した。ゲイビさんはサッカーが好きで、1998年のフランス大会から自社で記念絨毯を作り、イランサッカー連盟を通じて大会開催国やイランの対戦国などに寄贈してきた。4年前は米国代表チームにも贈った。

絨毯に込めた願い

絨毯には参加国の国旗や開催年のデザインが織り込まれている。しかし、今回の北中米大会に向けて準備を進めていたところ、イラン国内の情勢悪化により、絨毯の製造が困難になった。ゲイビさんは「毎回、絨毯を通じてサッカーの力を借りて平和を願ってきた。今回それができないのは本当に残念だ」と嘆く。

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ゲイビさんは今後も、状況が改善すれば再び絨毯を贈りたいと話している。彼の活動は、スポーツを通じた国際親善の一環として、多くの人々に感動を与えてきた。

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