ウクライナが約590平方キロを解放、ゼレンスキー大統領が発表 ロシア軍進撃が鈍化
ウクライナが約590平方キロ解放、ロシア進撃鈍化

ウクライナのゼレンスキー大統領は22日、今年に入ってから約590平方キロメートルの領土を解放したと公式に発表した。これはロシアによる侵攻開始以来、ウクライナ軍が奪還した地域の一部であり、特に2026年に入ってからの解放面積が顕著である。

ロシア軍の進撃鈍化の要因

ウクライナ政府の分析によれば、ロシア軍の前進速度は大幅に低下している。その主な要因として、ウクライナによるロシア領内への無人機攻撃と、ロシア軍が依存していた米国の衛星通信サービス「スターリンク」の遮断が挙げられる。これにより、ロシア軍の指揮統制能力が低下し、作戦の遂行に支障をきたしている。

ゼレンスキー大統領の声明

ゼレンスキー氏は英独仏の首脳とのオンライン会談後、自身のX(旧ツイッター)に「ロシアへの圧力が外交を促すことになる」と投稿。今後もロシア領内への長距離攻撃を継続する意向を明確にした。また、ウクライナは停戦ではなく、完全な領土回復を目指していると強調した。

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フェドロフ国防相の見解

ウクライナのフェドロフ国防相は、スターリンク端末を搭載した無人機を利用してきたロシアが「スターリンクの代替手段を見つけられておらず、ウクライナに優位性をもたらしている」と指摘。さらに、ウクライナがロシア領内の石油関連施設などへの攻撃を繰り返すことで、ロシア軍の前線での攻撃が減少したと説明した。

ウクライナ軍は2026年に入り、南部や東部の複数の地域で反攻作戦を強化。ロシア軍の補給線を断つ戦術が効果を上げているとされる。一方、ロシア側は依然として東部ドンバス地域などで攻勢を続けており、戦況は流動的である。

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