英国の通信傍受機関である政府通信本部(GCHQ)のアン・キーストバトラー長官は27日、ロンドン郊外での講演において、2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻開始以降、約50万人のロシア兵が死亡したとの推計を明らかにした。この情報はGCHQのウェブサイトでも公表されている。
死亡者数の背景
ロシア政府は自国軍の詳細な犠牲者数を公式に発表していない。一方、英BBC放送は独自調査により、約22万人のロシア兵死亡を確認したと報じていた。キーストバトラー氏は推計の具体的な算出方法については説明しなかった。
講演での指摘
キーストバトラー氏は講演で、ロシアが英国や欧州諸国に対して、重要インフラやサプライチェーンを標的にした「ハイブリッド戦争」を仕掛けていると指摘し、サイバーセキュリティーの重要性を強調した。
今回の推計は、ロシアのウクライナ侵攻における人的損失の規模を改めて浮き彫りにするものだ。国際社会は引き続き、紛争の実態把握と和平への道筋を模索している。



