米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は29日、2月末に始まった米国、イスラエルとイランの戦闘初期から、4月8日の停戦発表翌日までの期間に、アラブ首長国連邦(UAE)が対イラン空爆を数十回実施したと伝えた。同紙によれば、UAEはイランから石油やガス関連施設への攻撃を受けた報復として、イランのエネルギー施設を標的にしたという。
UAEの関与の深さ
同紙は、米国とイスラエルによる対イラン攻撃に、UAEが想定よりも深く関与していたと指摘。同じくイランの攻撃を受けながらも慎重な姿勢を崩さなかった他のペルシャ湾岸諸国とは異なり、UAEは独自の軍事行動を取ったとしている。
湾岸諸国との違い
イランによる湾岸諸国への攻撃の中でも、UAEは特に標的とされていた。このため、UAEはより積極的な報復措置を選択したとみられる。他の湾岸諸国はイランとの全面衝突を避けるため自制していたが、UAEは異なる対応を取った。
本件は、中東地域の緊張が高まる中で、UAEの立場が従来の同盟関係から変化している可能性を示唆する。専門家は、UAEの行動が地域のパワーバランスに影響を与えると分析している。



